寝具専門店の羽毛リフォームについて

おはようございます！

気温が暖かくなってきて

真冬に使っていた羽毛布団をしまう時

ふと「おや？買った時とだいぶ変わってきたな」と

感じてご相談を受けることがあります

本日はそんな羽毛リフォームサービスをご紹介します

ブログ509日連続更新中！2024年3月15日の投稿です

 

リフォームするタイミング・症状

側生地が破れてきた

羽毛リフォームをご依頼される時に

一番多い理由ですね

生地の劣化に伴い

生地が破損してしまい

カバーを替える時中から白い羽毛が

フワ〜〜っと出てきてしまう状態ですね

ボリュームがなくなってきた

一番多いのが襟元の羽毛のボリュームが減ってきたですね

その他キルトが外れてしまい

隣のキルト（部屋）と繋がったことで

羽毛が偏ってきたりもあります

サイズを変えたい

これも多いリフォーム理由です

結婚した時ダブルやクイーンという

大きなサイズで使用していたが

時を経て

シングル2台になり

それに伴って羽毛布団も

シングルにしたいという要望です

羽毛リフォームって何するの？

では具体的に羽毛リフォームでは

どんなことをするのか？

端的にいうと

中身の羽毛を洗って外の側生地を取り替えるです

その過程では除塵と言って

細かく砕けた羽毛を取り除き

減った分の羽毛を足していきます

（薄くして欲しい場合は足さない事も可能）

↑羽毛を洗うと言っても

1通りではなく

イトウふとん店では羽毛だけを

取り出して洗浄します

布団を丸ごと洗う方法もありますが

イトウふとん店では推奨しません

羽毛だけで洗わないと

使えない細かい羽毛との

選別が不十分と考えているからです

羽毛布団は使用していると

寝返りや衝撃によって

繊維が千切れたり砕けたりします

ボリュームがなくなる原因の1つでもあります

ここが一番重要

羽毛布団が普及したことで

今やいろんな業者（量販店やクリーニング店）が

羽毛リフォームのサービスをしています

イトウふとん店のような寝具専門店との最大の違いは

中身の羽毛を1枚1枚取り出して

診断する事です

診断することの何がいいのかというと

答えからいうと上質な羽毛布団をお持ちの方は

作り替えた後でも

同じクオリティを保つことができる点です

羽毛がどのレベルで傷んで

どんな質の羽毛と混ぜれば良いか

最後どんな質の生地に吹き込めば良いか

この目利きができないと

元々の機能から大きくかけ離れてしまいます

時折「どうせ上からカバーかけるじゃん」と

ツッコミをもらいますが

羽毛は大変デリケートな繊維です

生地の重みによって

羽毛のボリュームはかなり左右されます

もちろんカバーの質も関わってきます

まとめ

先述したように

上質な羽毛布団をお持ちの方は

ぜひ診断をちゃんとする専門店へお出しください

ネットで見つけた安いサービスを利用して

「え？こんなハズじゃなかった」という声は

毎年よく聞いています

それではおやすみなさい！

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